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一日め。 某所にて フラ・コンペティションの観戦&応援。 約4時間 30名のソロ・ダンサーたちの踊りを じっくり観させていただきました。 (うち4名は わがハラウからの出場です。) コンペどころか 発表会にも出させてもらえるかわからない 落ちこぼれ組の私でさえ 「心地よいベストな状態でなく それを越えた本当の精一杯のベストの自分を出すこと」 を 先生から求められます。 コンペに出場する人たちの努力は いかばかりか。 想像もつきません。 他のハラウの出場者も それは同じことでしょう。 そんな人たちが集まって しのぎを削る4時間は それは濃く 重く 豊かな時間でした。 そして翌日 二日め。 某所にて 某スラックキー・ギター部のカニカピラ。 ‘発表会’というほどかしこまらずに みんなで弾いて 歌って 楽しい時間をすごそう♪ という趣向なのです。 ゆるゆる にこにこ わいわい。 ほんとうに ハワイに住んでいる友達の家に集まって バーベキューをしている横で 演奏を聴いているみたいなひととき。 (実際 会場のお店の ガーリック・シュリンプや照り焼きチキンは ものすごくおいしい。) ・・・と そんな二日間。 それぞれ 力のこもり方は違うかもしれないけれど 両日とも そこにいた人たちは みんな ハワイの音楽やフラが大好きで 大好きな音楽を ギターで 踊りで できるかぎり美しく表現しようとしている・・・。 そんな日本にいながらハワイアンな環境が 自分の近くにあることに 二日間それぞれ 感動し 感謝した次第です。 コンペの最後に 各ハラウの先生方が おそろいのレイをつけて 舞台に出てきたのですが わが師匠テハニ先生だけ レイを首にかけずに 手首に巻いていました。 テハニ先生は 只今妊娠5ヶ月。 「へその緒が首に絡まることを連想させるので ハワイでは妊婦さんはレイをかけないの」 と 隣に座っていたフラ・シスターがおしえてくれました。 もうしばらくしたら 先生に赤ちゃんが生まれるんだな~ ということも 実感。 母になったら きっと さらに素晴らしい踊りをみせてくれるんじゃないかと思う。 そして コンペのクプナ部門で踊っていた お年を召したダンサーの方々の優雅さが とりわけ心に残りました。 私も あと20年 30年経って あんなふうに踊っていられるだろうか (というか あんなふうに踊れるようになるのだろうか)。 でも 目指すところ(テハニ先生が求めるレベル)が 今生ではたどり着けないくらい 遠くにあって 覚えることが無限にある ということは(何かひとつ覚えれば その分成長できるのだとしたら) これからも 成長できる可能性だけは 無限にある・・・ということなんだよね。 (五十肩になったり ひざが痛くなったりするんだろうけれど まあ 歩けさえすれば・・・。) さらに 音楽と歌がなければ フラもない。 ギターで奏でられる旋律の美しさやあたたかさを表現しつつ 歌詞にこめられた物語を 正しく伝えるフラを踊っていけるように ハワイでいうところの‘Ipuha`a’で ありたいものです。 Ipuha`a というのは 直訳すると「謙虚な入れ物」。 謙虚であればあるだけ たくさんの知識や技術が入ってくるけれど 慢心してしまえば もうそれ以上 新しいことが入ってこないので 成長も進歩もなくなる という意味のことです。 なるべく 空き部分を多く保った入れ物でいたいものです・・・。 そんなわけで フラ・シスターのみなさん。 スラックキー部のMAKALANIさんと生徒のみなさん。 これからも どうぞよろしく~♪ 写真は コンペ用応援Tシャツに書いてある文字。 「ただひとつの胸に ただひとつの愛を (みんなで心をひとつにして応援しよう)」って感じかな?(訳 自信なし・・・わかる人いたら おしえて!)
by hyacinth-holiday
| 2009-01-26 05:39
| Hula&music
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